宿題

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  OLYMPUS OM-D E-M5 LUMIX 20mm f1.7

 

夏休みの宿題に追われる8月末日。この週末もびっしり詰めて、4案件4カットの撮影と5カットの合成と12カットのレタッチを済ませて無事入稿。安堵と心地よい疲労感の帰り道。

子供の頃、がんばって宿題すると大人になってから楽できるみたいな事を言っていた親の歳になったのに、相変わらず宿題やってるんだから呆れるよねw

 

 

小さな、偉大な戦士

先日初めてスイスのツェルマットを訪れた。その時の話はもうひとつのBlogにあるので

 

ここではお土産の話。

 

スイス土産といえばアーミーナイフ。訪れた地が観光地という事もあって

案の定土産屋にはどこもVICTORINOXWENGERの看板が大きく掲げられていた。

どちらが良いか迷うところだが、ここはひとつ開高健が愛用したという理由で

小さな、偉大な戦士ウェンガーナイフ」を狙う事に。

数軒みたところでやっとお気に入りのEVOWOOD17というモデルを見つけミッション終了。

これでスイスの土産ができたと一安心。無事帰国の途についた。

 

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ところがお気づきか?このEVOWOOD、ロゴがV社のもの。

まさかライバル会社に同じモデルがあるとはつゆ知らず、確かめずに買っていた。

ググればWENGERは2005年にVICTORINOXに買収されており

それでも続いていたWENGERブランドも今年の3月で終了。

ところがスイスのデレモンにある元W社の工場では

それまで作っていたW社のEVOWOODモデルをこんどはDelemont Collectionという

V社製品として引き継き生産しているのだそう。そしてこれがそれ。

W社の伝統も引き継いでいくなんて何だか少しいい話。

 

とはいえ開高健で始まったWENGER探しがこれでは中途半端。

このまま絶滅を迎えるWENGERも見過ごすわけにもいかない。

結局探求はさらにつづきアメリカのE-bayでW社のEVOWOODも見つける展開に。

こうなるともうお土産の話ではなくなってきている。。

 

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そんなわけでロゴ違いの同じナイフが2つ。

 

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 ほとんど同じなのだが、両者の特徴である缶切りの形だけがやはり違う。

 

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十徳ナイフは便利だけど、気付くと結局単体のナイフや栓抜きを使っている。人間もまた一人で何でもできる人よりひとつの事に秀でた人が評価される。それは人間性のひとつであると開高健は語っていた。

どちらかというと十徳ナイフタイプの自分だからなのかウェンガー先生」には人一倍愛着が湧く。

 

これからこの2本、アウトドアで使い倒して行こう。

 

This Is Shooto.

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先日の5月5日、修斗のカリスマ佐藤ルミナ選手が現役を引退した。

 

ルミナ伝説を今更ここで述べるのは野暮だが、自分も同じ時代を過ごしたファンのひとりであるということだけは記しておきたい。

ルミナ選手がマンガの主人公みたいにミラクルで破竹の一本勝ちを続けていた90年代、プロ修斗はもちろんアマチュア修斗まで見に行っていた。ついでにブラジリアン柔術の大会(留美奈名義で出場していた)も見学していた覚えがある。でもそれがそんな特殊な事ではなかった。雑誌Relaxの後ろのほうに格闘技のページがあって、自分はそこで毎号何かしら撮らせてもらっていた。そういう熱気にあふれた時代だった。

それから約20年。引退式が行われた修斗25周年大会の後楽園ホールは、当時の雰囲気がみなぎっていて何だかとても懐かしい気がしていた。

 

引退に華を添えたいと直談判して出場した宇野薫選手をはじめ式典に集まったたくさんのゲストの顔ぶれを見ていて、ルミナ選手が格闘家の枠を越えたスケールで時代を動かしてきた事がひしひしと伝わった。

この熱量を受け継ぐ人間はなかなかいないかも知れないけど、これからまたルミナくんには第2章として暴れ回ってみんなを巻き込んでいってほしい。

とりあえずはルミナ選手お疲れさま。

 

余談だが、この後行われた宇野薫選手対土屋大喜選手の試合は文字通りThis Is Shooto! と呼ぶにふさわしい名試合だったことを付け加えておきたい。 

ヘンな神社&仏閣巡礼

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信仰心が強すぎて前のめりな神社仏閣を集めたこの本。

著者は「珍寺大道場」という珍スポットマニアの間でカルトな人気を誇る

サイトの主人小嶋独観氏。

実はウチの実家の墓がこの本にも納められている五色園だったりもして

そんなご縁から珍寺は自分も大好物。

笑っておしまいでもいいけれど

好奇心あふれる取材と愛情のこもった著者のコメントは

すでに地方民間信仰の文化人類学的フィールドワークと化しており

貴重な日本文化のアーカイブとして楽しい。

 

旅は好きでもただの観光地めぐりはどこも同じような雰囲気で味気ない。

巡礼といえばお遍路さんとか日本百名山、全国一宮御朱印集めなどなど

いずれコンプリートしたいテーマ山積だけど、珍寺巡礼もまたよろし。

 

老後が忙しくなりそうだ(笑)