小さな、偉大な戦士

先日初めてスイスのツェルマットを訪れた。その時の話はもうひとつのBlogにあるので

 

ここではお土産の話。

 

スイス土産といえばアーミーナイフ。訪れた地が観光地という事もあって

案の定土産屋にはどこもVICTORINOXWENGERの看板が大きく掲げられていた。

どちらが良いか迷うところだが、ここはひとつ開高健が愛用したという理由で

小さな、偉大な戦士ウェンガーナイフ」を狙う事に。

数軒みたところでやっとお気に入りのEVOWOOD17というモデルを見つけミッション終了。

これでスイスの土産ができたと一安心。無事帰国の途についた。

 

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ところがお気づきか?このEVOWOOD、ロゴがV社のもの。

まさかライバル会社に同じモデルがあるとはつゆ知らず、確かめずに買っていた。

ググればWENGERは2005年にVICTORINOXに買収されており

それでも続いていたWENGERブランドも今年の3月で終了。

ところがスイスのデレモンにある元W社の工場では

それまで作っていたW社のEVOWOODモデルをこんどはDelemont Collectionという

V社製品として引き継き生産しているのだそう。そしてこれがそれ。

W社の伝統も引き継いでいくなんて何だか少しいい話。

 

とはいえ開高健で始まったWENGER探しがこれでは中途半端。

このまま絶滅を迎えるWENGERも見過ごすわけにもいかない。

結局探求はさらにつづきアメリカのE-bayでW社のEVOWOODも見つける展開に。

こうなるともうお土産の話ではなくなってきている。。

 

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そんなわけでロゴ違いの同じナイフが2つ。

 

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 ほとんど同じなのだが、両者の特徴である缶切りの形だけがやはり違う。

 

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十徳ナイフは便利だけど、気付くと結局単体のナイフや栓抜きを使っている。人間もまた一人で何でもできる人よりひとつの事に秀でた人が評価される。それは人間性のひとつであると開高健は語っていた。

どちらかというと十徳ナイフタイプの自分だからなのかウェンガー先生」には人一倍愛着が湧く。

 

これからこの2本、アウトドアで使い倒して行こう。